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スマホ昔話 第5回 「GALAXY S2」

ふと気が付くと「来年」が「今年」になってる!!

冷静に考えると大晦日も元日も日々と同じで「日」が過ぎているだけ、

そんな風に考えると「元日」のありがたみも霧散するが、

ある意味毎日、自分を改められるのでは?

さて今年・・・いや去年 2017年のアップル製品

[ iPhoneX ]結構話題になりましたよね。

個人的には「有機EL」搭載って部分が驚きでしたね。

普通の液晶は構造的に液晶の裏から光を当てて映像を浮かび上がらせる

「光源」→「液晶」→「目」

こんな構造ですが、

有機ELは液晶パネル自体が発光します

「液晶かつ光源」→「目」

有機ELのパネルは光源を省けるので

今までより薄く、発色もキレイって利点があるのですが、

製造が難しく、強度が低く1本亀裂が入ると、

画面全体が真っ暗になったり、

液晶に焼きつきが発生する弱点があります。

しかし「アップル」が導入したとなると

有機EL搭載機種がドンドン増えて、

ドンドン製造されて、ドンドン技術が高まる・・・

ミライのスタンダードになりえる「有機EL」。

実際ドンドンタフになってる気がします。

写真は「GALAXY S5」と「GALAXY S8」の有機ELです。

ポキンとひびが入る硬くて薄くて弱い「S5」に対し、

「S8」は皺が入るくらいフレキシブルなんですねぇ。

紙の様に柔軟な画面パネルの実現もそう遠くなさそう。

まぁ実際、有機ELが割れなくっても、

携帯電話はいつの時代も壊れるものなのです。

(予想外にiPhoneXの画面不良を聞かない・・・

新機軸の有機ELなのかなぁ・・・進んでるなぁ時間)

さて今回のスマホ昔話はそんな「有機EL」が得意な

sumsung(サムスン電子)」の「GALAXY S2」になります。

(有機ELにヒビが写真でも確認出来ると思われます)

GALAXY シリーズって世界でもっとも普及してるアンドロイド端末なんですよね。

でそれに搭載されている「有機EL」は当然サムスン製です。

ってことは「有機EL」って思いっきりメジャーですなぁ

☆作るのが難しい「有機EL」ですが韓国メーカーさんが一歩先を行ってます。

日本企業さんは普通の液晶を作るのに忙しく技術投資しなかったのかな?

シャープの液晶工場世界の亀山なんていってたけど

ほんと何でもそうですがパラダイムシフトって一瞬でそして残酷ですね

さて本端末の発売当時はiPhone 4Sと同じぐらいの時期で、

高性能アンドロイド端末の黒船って感じで

性能的弱点は耳にしませんでしたね。

サムスンさんはグーグルフォンこと「NEXUS」シリーズを

作っていたこともあり、アンドロイドOS端末の作り方を

国産業者より知っていたんですね。

特徴の有機ELパネルは・・・「青液晶

そもそも液晶パネルにも「個性」が有って、

白地を映したとき青っぽいとか赤っぽいとか有って、

そんな中でも「黄色」がたった物を「尿液晶」と嫌がられ、

逆に「青味」がかった物を「青液晶」コレはほめ言葉。

しかしこいつはちょっと青すぎてる感ありましたね。

サムスン製品はアップルのデザインをパクってると言われますが、

(たしかに初代GALAXY Sなどの32ピンリスペクト充電端子はかなりアレです)

GALAXY S2はカーボンっぽい外装、着脱可能なバッテリー。

SDカード挿入可能でアップルとは違う個性の有った端末でしたね。

(故障等の噂も耳にしませんでしたね)

さて分解して行きましょう。

着脱可能なリアパネルはパキパキと剥がし、

バッテリー・SIM・SDカードを取り外し、

六本星ネジを外します。このネジは見た目以上に

深く入っているのか、しつこく回さないととれない。

(☆消費者としては着脱可能バッテリーのが利点が大きい。

メーカーがバッテリー分解不可にしたのって機密性が、防水性が、

とかのたまうが、何に理があるのかかなり怪しい)

フレームの隙間に爪を差込み、リアフレームを外し、

写真のような「+」ネジを外し、複数あるコネクターを外して、

また電源ボタン・音量上下キーのケーブルがフレームに貼り付いているので

コレをちぎらないよう注意しつつ「9」の形をしたフレームを取り外します。

基本作業はコレで終了!有機ELディスプレイはあっけないくらい弱いので

画面を生かした状態での有機ELとフレームの分解は至難の業!

うまく剥がせるよう祈祷性(?)が重要になりますね。

さて、一昔前スマートフォン・携帯電話って6-9万円するのが当然って感じでしたが、

最近はSIMフリーマシンが新品3-4万円で買える時代になってまいりました。

アジアメーカーの安売り戦術」だなんて思う方も多いでしょうが、

スマートフォンが高級品・趣向品から、

より身近な日用品になって来ていると思うのです。

電話回線引くより無線基地局の方が安上がりで、

PC導入するよりスマートフォンを買った方が分りやすい。

世界的に見て「低価格化」は避けれないというより必然な事と思いますね。

そうなると、これからさらに、端末のサイクルは早くなるのだろうかなぁ?

さて今回の「スマホ昔話」はコレまで!!また次回

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