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スマホ昔話 1回目 東芝 REGZA Phone T-01C

かれこれ7年ほど前、フィーチャーフォンからスマートフォンの過渡期

新品販売・白ロム・修理と触らして頂いたワタクシ。

スマートまっくす エルティ草津店 浅井でございます。

昔の端末の分解と当時の思い出などをお話させて頂くこのコーナー。

始めさせていただきます。

第一回目は・・・・・・・・・

全部付き欲張りマシン!!恐怖の一品!

東芝 REGZA Phone T-01C

うわぁああああああああああ!!懐かしい!!

まさしくスマホ黎明期であった当時!

アップルのiPhone(国内販売は3Gからですが)に触発されながらも

独自OSを作れなかった国産各社が、GoogleのアンドロイドOSを搭載し、

スマホを開発・販売!!国内では全く未開の国内スマホ覇権を賭けた、

まさしくスマホ戦国時代!!

まぁ・・・各社スマホのノウハウゼロで、

そこに特徴づけの変なアドリブを入れた。

魑魅魍魎の奇怪な端末が多かった面白い時代です。

とりあえず、各社一発目は・・・「とりあえず」と無難(?)な、

最低限の、通話・メール・ウェブサーフィンが出来る端末を出す中、

東芝さんが動く!!

東芝一発目のスマートフォンは「通話・メール・ウェブサーフィン」に

お財布携帯赤外線通信ワンセグ」とガラパゴス機能、御三家を搭載!!

その名もTVシリーズにかけて「REGZA Phone!!

しかもカメラは当時デジカメ並みの12.2メガピクセル!!

おまけに防水!!・・・・欲しくないわけが無い!!

当時は!・・・昔話になってしまうのが!!ほんとに!!!悲しいが!!!!

メイドインジャパンの家電」=「世界NO.1」と思えた時代。

ハイパーハイスペックスマートフォン!!(実際は機能が山盛りなだけ)

しかも作ったのが「東芝さん」なら間違いないと皆思ってた。

ワタクシも思ってた。

発売直後は当然予約多数でワタクシは買えなかった。

・・・今思い返すと「買わなかった」。

「欲しかったけど・・・買わなかった」。

どこか、動物的感覚でやばさを察知していたのかも知れませんが・・・

大盛況だったREGZA Phoneですが、そのうち色々聞こえてくる。

最初は「まぁまぁ」動くけど、アプリを入れると動作が重すぎて止まる

防水の癖に「濡れる」とタッチパネルが動かなくなる(水滴を感知するため)

これは仕方ないですが「iphone」に比べるとタッチがそもそも鈍い。

当時はガラケーの充電器にmicroUSB変換を使って充電したので充電が遅い!

バッテリー容量が小さく・・・半日持たない・・・

うん!キレるぐらい鈍いマシン。使ってると最高にストレッシブ!!

地味にマイナーチェンジ版の後期型があったように思います。

(パッケージがちょっと違ったけか?)

売価8万円(この記憶は全然不確か)だったのが、

最高にストレッシブ!みんなそう思ってたらしく、

その後マシなスマートフォンが出始めるとドンドン乗り換えられ、

ガンガン買取依頼が入って、当時のスマホって周辺機器が多くて、

パッケージがでかくて、バックヤードは箱だらけ、

ガンガン買取が入って、中古市場に出るんだけど、

スマホのレビューが散々で欲しい人居なくて

もう白ロム・・・売価・・・3,000円。

さて昔話が長くなりました。

早速分解しましょう。

リアパネルを剥がし・・・そうなんです!!

昔の端末はバッテリーにお客様でアクセス出来るのです!!

今の端末は防水性云々・・・まぁこの話は又今度。

Y型ネジを取り外します。

ブルーグリーンの「Y型ネジ」・・・東芝マシンの特徴的部分ですよね。

中間フレームを爪を使いベキベキっと剥がし、

基板ですね・・・東芝の基板ですね・・・

「何が?」って思われるかもしれませんが、

この次の次の機種あたりから「東芝さん」は「富士通」と共同で

スマートフォンを作るようになりまして、

東芝ブランドで「中身富士通」ってなりますが、

今、こう見るとREGZA Phoneは富士通の基板じゃないですねぇ。

(違ったらすいません^^;)

褐色のYネジを取り外し、

SIMスロットパーツが付いた基板のコネクタを取り外し、

ディスプレイのコネクターを取り外し分解完了!!

う~ん・・・アウトカメラのコネクターが「差込式」なのに時代を感じる。

なんだか今日、久々にREGZA Phoneに触れ、

ボロカス言われた当時の事思い出しました。

でも分解して・・・当時の東芝の開発者さんの「」って言うか、

覇権獲ったル!!」って熱さの「残り香」が

フワッと鼻をくすぐった気がしますね。

気のせい?実際どうなんでしょう?

さてそんなこんなで「スマホ昔話 1回」終了です。

次回は・・・まぁその内に。

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