スマホ昔話 第3回目 Xperia arc SO-01C
特殊な機能なんて「基本性能」を前にしては無駄無駄!!
魔法より物理攻撃!?待ってました天下のSONY!
どうも「スマートまっくす滋賀エルティ草津店 浅井」でございます。
スマホ昔話「第3回目」今回は「SONY製」スマートフォン。
Xperia arc SO-01Cの紹介です。

当時、オーパーツ「iPhone3G・3GS」でジョブズの奇跡・魔法を
イノベーションを体感した日本の人々(一部のアーリーマジョリティー限定)
・・・感服しながらも心の底では「日本製」を
「メイドインジャパン」も奇跡を起こしてくれるはず。
と心待ちにしていた所、他日本メーカー先駆け、一足先にやって参りました。
颯爽と現れたるは海外デビューの帰国子女!!
元祖XPERIA SO-01B!!

デデンッ!!もちっと丸いプラスチッキーちゃん。
(バッテリーに貼ってある。Xperiaブランドの目玉マークプリズムシールが
なんとも海外チックでハイカラな感じぃ?)
なんたって天下のSONYで海外向けマシンですよ?そこ行くご主人?
アップルだなんて目じゃねぇです。
とみんな思ってましたが・・・ダメ!!
悲しいけど動きがもっさりしすぎ・重いんで全然だめ。
酷いとかというより、ライバル「iPhone」が文字通り奇跡的オーパーツだった。
期待はずれのSO-01Bから約1年、国産メーカーさん参戦の混乱の中
やってきたのがSONY日本向けの次男坊「SO-01C Xperia arc」でした。

(売りの「反り」が確認出来ますね)
一発目から性能・機能良好で評判上場だなんてのは何処にもなく、
大体一回目の反省を生かした2機種目から良い感じです。
写真の通り「反りのあるスリムボディ」その分、
ガラパゴス機能御三家「お財布・赤外線・ワンセグ」は非搭載。
OSは良い感じのアンドロイドver2.3プリンストール!
処理性能も良く「動く」!「動くんです」これは使える。
当時併売店としても営業しておりまして、やっとお客様におススメ出来る。
まともな「スマートフォン」だったと記憶しております。
さて分解していきましょう。
いつも通りリアパネルを取り外し、
バッテリーと6本のネジを取り外しましょう。

ネジが外れたら、画面とメッキしてあるプラスチックベゼルの間に
爪を差込「はめ殺し」をぱきぱき外して、
基板を露出させます。

上部・基板、中部・バッテリー、下部・物理ボタン&アンテナ
三部構造です。
基板上部分にディスプレイコネクタ・カメラ・受光センサーコネクタが
左サイドに下部と繋がるケーブル・右サイドにアンテナケーブルコネクタ
が御座いますので気をつけて分解しましょう。

コネクタを優しく取り外せたら、基板を止めてある「爪」の位置に注意し、
取り忘れの「コネクター」が無いか再度注意しつつ基板をリムーブ!
左サイドのケーブルは溝に挟まっているだけなので、
下部のコネクタ部分をとれば簡単に取り出せます。
下部の基板部分は両面テープ接着なのでよく暖め優しく分解。

全分解終わり!3分割のレイアウトはZシリーズに通じるものがありますね。
あ!そうそう
このマシンは先程記述したとおり「赤外線通信機能」が無い・・・
しかし画面上部、イヤスピーカー横には赤外線送受信口らしき窓がある。
当時「ああ海外規格だから日本ではNGなのかな?」
と思ってましたが、改めて見て見ると・・・近接センサーですね。コレ。

ここからもソニーさんは「性能面」を第一にスマホを展開され、
国産製品のフラッグシップとして現在も販売されております。
毎日使うスマートフォンですので、突飛さより、王道を、
毎日主食として「お米」を頂きますが、イチジクフレーバーのポップコーンは
皆様・・・食べませんでしょう?・・・え・・・食べられます?
さてスマホ昔話3回目も終了です。次回は・・・来月。